その2
イラク戦争と帝国の動向
いや〜ん帝国はアメリカの軍事行動に賛成の意向を当初より表明していた。外務大臣
はアメリカの軍事行動が開始されたのを受けてブッシュ大統領とともに共同声明を発表した。閣議終了後の記者会見で外務大臣は、今だイラクに残り人間の盾などとほざいている頭のおかしい連中に対してどう思うかとの質問に「あいつら居ても居なくても一緒なんじゃボケ。そんなことお構いなしに劣化ウラン弾ぶち込んでくれるわ!所詮見物したいだけちゃうんかい、大震災の時みたいに。盾になるならカメラはいらんやろウジ虫どもめ」と鼻くそをほじりながら答えていた。
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帝国外務大臣はイラクの首都バクダットを査察した。想像以上に民間施設が破壊されている様子に当初は驚きを見せていた外務大臣だったが、一服したのちに「ま、ええんちゃうか 。きれいに片づけてやり直さんかい」とつぶやいて帰路についた。 写真は無線機を盗む機会をうかがうイラク人のガキと、それを少し気にしながら戦況報告するアメリカ兵のそばで一服する外務大臣。
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このところ姿を見せなかった族T氏だったが、外務大臣に同行した記者が外人部隊にいた族T氏を偶然に発見した。とまどいを隠せない様子の記者に族T氏は「やっぱエエわー銃って。くぎバットと全然違うもんね。」と語りかけたという。 どういう経緯で彼がこの地にいるのか分からないが、彼にとって今ここは、やっとたどりついた聖地かもしれない。 写真は念願叶って思わず顔がにやける族T氏 と、それを見て「めっちゃヤバそうな奴」と半分ビビッてる外人部隊の傭兵。
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テロ以来長く消息不明だったラディン氏をついに帝国が保護した。なぜ帝国にやってきたかの問いに対してラディン氏は「いやーずーっとイラクの地下にいたんだけどね、とうとう戦争始まっちゃってさあ、やばいんだよねーバンカーバスター。あれくらうと一撃だもの。で、大急ぎで逃げてきたの」と答えた。しばらく帝国で身柄を保護し、彼が社会復帰出来るよう取り組んでいく。
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今回のラディン氏社会復帰プロジェクトには、北朝鮮で金正日と麻雀を打ったウッチー事務次官が自らの意志で責任者として 参加した。なんとかTシャツを着用したもののターバンは決して外さず、まだまだ表情の硬いラディン氏ではあるが、いつの日かウッチー事務次官の熱い想いが通じると信じたい。 写真は長い地下生活の為やせ細ったラディン氏をやさしく包み込むウッチー事務次官の様子。 |
帝国記者が撮影した写真に驚くべき人物が映っていた。その場では誰も気づかなかったらしいが、よく見るとフセイン大統領のようである。ラディン氏に続いてフセイン大統領までもが帝国に 避難してきたのだろうか。現在帝国は写真の詳しい解析とフセイン大統領の捜索をしている。新たな事実が確認され次第、帝国新聞で報告する。 |